ルーレットには様々な必勝法があります。
必勝法の中にはオカルトと呼ばれる根拠のないものも散見されますが実際のところ本当なのでしょうか?
今回はルーレットの必勝法は本当なのか?嘘なのか?検証していきます。
◯理論上、必勝法は存在する
結論から先にいうと理論上、必勝法は存在します。
あくまで「理論上」です。資金の限界とテーブルリミットが課題となり必勝法の活用が難しいのです。
必勝法として有名な戦略として「マーチンゲール法」があります。
マーチンゲール法は負けたら最初に賭けたベット額の2倍を賭け、勝つまで倍々で賭け続ける方法です。
どんなに負けても一度勝てば負けた分を取り戻せる方法です。
理論上は一度勝てば負けた分を取り戻せるのですが、難しい理由が先程説明しました資金の限界とテーブルリミットが関係してきます。
ルーレットで連続で出た世界記録で正式に確認されている記録は1913年に27回連続「黒」が出たという記録です。
こちらをマーチンゲールで当てはめてみると27連続負け続ける可能性もゼロではないということになります。
そうすると必要な資金は500億円を超えて来ます。
まず500億円を賭けることができる人はほとんどいません。
またカジノにはテーブルリミットが存在しており一発賭けで500億円を賭けることができません。
そのため理論上は負けることはありませんが、現実的に難しいのです。
◯過去の履歴に基づく必勝法は嘘ではないが注意
それは98.48%法(2/3ベット法)です。
98.48法はは3倍配当になるコラムベット(ダズンベット)を活用することで、理論上は98.48%という高い勝率でプレイできる必勝法です。
コラムベット1エリアに入る確率は13/37つまり32.43%です。同じ1エリアに4連続で入る確率は1.54%です。
ですので何も賭けずに空回しを行い同じエリアに3連続くるのを待ち、3連続きたら他の2エリアにコラム別途します。
これにより確率は100%−1.54%=98.48%の確率で勝てるというわけです。
しかしこれは実は根拠が特にないともいえます。
なぜならルーレットにおいて1回目のルーレットの出目と2回目のルーレットの出目も確率は変わらないからです。
例えばサイコロですがどんなに6が連続で出ても次に6が出る確率は1/6と変わらないのと一緒です。
確かに連続で同じ出目が出続けることは非常に珍しいわけですが、あくまで結果論です。
同様に赤が出続けているので次も赤だろうといった偏りの波も結果論です。過去のデータを参考にするのは悪いことではないですがあまり過信しすぎないようにしましょう。
◯ホイールの癖を読み取れることもある
ランドカジノの場合はルーレットのホイールの癖やディーラーの癖が存在することもあります。
ランドカジノの場合はボールを投げてからとベットするこどかまだできるので、そのような場合には出目を読み取ることができる方もいるようです。
これはオンラインカジノの場合にはコンピュータによるルーレットであったり、ライブカジノでも球を投げる前にベット確定してしまうのでランドカジノのみの必勝法です。
◯確実な必勝法は勝ち逃げの判断のみ
では確実な必勝法とは何なのでしょうか。
ルーレットにおいて100%負けないのは、「賭けない」ことです。
賭けないということは確実に負けることは無いのです。少しでも利益を得ることができたら欲を出さずに切り上げるというのが賢明な判断です。
少し必勝法とは違うかもしれませんが、勝つコツは常に冷静な判断を持ち、どんな状況でも切り上げることができる決断力です。
基本的にルーレットはカジノ側が有利となっています。
いくら勝っていても最終的には負けてしまうということを念頭に置いてルーレットをプレイしましょう。